NFC週間MVPにガードウ、シャーパー、ヴァシャー

　第10週、NFCの週間MVPに攻撃部門でグリーンベイ・パッカーズのRBサム・ガードウ、守備部門でミネソタ・ヴァイキングスのSダレン・シャーパー、スペシャルチーム部門でシカゴ・ベアーズのCBネイサン・ヴァシャーが選ばれた。

　ガードウは、23歳の誕生日だったアトランタ・ファルコンズ戦でプロ初先発を果すと、ラン25回103ヤード、2TDに加え1TD捕球をあげ、33対25での勝利に大きく貢献した。ガードウの活躍もあり、この試合の前まで1勝7敗と低迷していたパッカーズは、6勝2敗だったファルコンズを破る波乱を起こした。10月17日に練習生としてパッカーズと契約したFA新人のガードウは、もちろん自己初の週間MVPだ。

　シャーパーは、24対21で競り勝ったニューヨーク・ジャイアンツ戦で4タックルに、チームタイ記録となる3インターセプトをあげた。3インターセプトの内の１つは、92ヤードインターセプトリターンTDだった。シャーパーの活躍に助けられ、バイキングスは今季ロード初勝利をあげた。プロ9年目の彼は、初の週間MVP授賞だ。

　ヴァシャーは、時速約80kmの強風も吹いたサンフランシスコ・49ers戦（17対9で勝利）で、前半最後のプレーとなった相手Kジョー・ネドニーのFG失敗からリーグ新記録となる108ヤードリターンTDをあげた。このTDでベアーズは、7対3と逆転して前半を終え今季6勝目をあげた。プロ2年目のヴァシャーは、初めての週間MVPだ。