AFC週間MVPにウォード、ピーターソン、ムーアマン

 第10週、AFCの週間MVPに攻撃部門でピッツバーグ・スティーラーズWRハインズ・ウォード、守備部門でジャクソンビル・ジャガーズLBマイク・ピーターソンスペシャルチーム部門でバッファロー・ビルズブライアン・ムーアマンが選出された。

 ウォードは、同地区ライバルのクリーブランド・ブラウンズ戦でゲームハイのレシーブ8回124ヤード、1TDを記録。34対21の勝利に大きく貢献した。また、彼はこの試合で通算543捕球とし、殿堂入りWRジョン・ストールワース(537捕球)を抜きパス捕球数でチーム歴代1となっている。プロボウル4度出場を誇る8年目の彼は、今回が初の週間MVPだ。

 ピーターソンは、30対3と快勝したボルティモア・レイブンズ戦で15タックル、1.0サック、26ヤードリターンTDとなった1インターセプトと大活躍した。彼は、過去3試合連続でサックをあげ、9試合全てチームトップのタックル数を記録している。プロ7年目のピーターソンは、自己初の週間MVP授賞だ。

 ムーアマンは、カンザスシティー・チーフス戦(14対3で勝利)でパント5回(1回平均48.2ヤード)の内3回を敵陣20ヤード以内に蹴りこむ活躍を見せた。チーフスはリーグ屈指のリターナーであるダンテ・ホールを擁しているが、ムーアマンの滞空時間の長いパントに苦しめられパントリターン4回で1回平均3.5ヤードと精彩を欠いた。プロ5年目の彼は、通算2度目の週間MVPとなる。