ラムズがマーツHCの体調不良で指揮官交代

 セントルイス・ラムズは、マイク・マーツヘッドコーチ(HC)が心内膜炎の治療のため無期限でチームを離れると発表した。後任は、アシスタントHCジョー・ヴィットが務める。54歳のマーツはここ1ヶ月以上、体調不良を訴え、先週は検査のため2度チーム練習を欠席していた。彼は37対31で敗れた日曜日のシアトル・シーホークス戦で指揮を執ったが、試合終了後に自宅で療養したいと発言していた。ジョン・ショー球団代表は、「マーツの体調を考えた結果、彼はこれ以上HCとしての職務を遂行できないだろうと判断した」と述べている。今季がラムズでのHC6年目だったマーツは、ポストシーズンを含め通算56勝36敗の好成績を残している。彼の指揮下でチームがプレーオフを逃したのは2002年の一度だけであり、2001年シーズンには17対20で敗れたがスーパーボウルにも進出している。