ジェッツが2人の主力QBを一気に失う

 ニューヨーク・ジェッツハーマン・エドワーズヘッドコーチは、エースQBチャド・ペニントンが右肩の故障で今季絶望となったことを発表した。ペニントンは、第2週のジャクソンビル・ジャガーズ戦で右肩の筋肉を負傷していた。故障箇所は2月に手術を行った場所と同じであり、ペニントンは今季残り試合の欠場だけでなく、ジェッツでの去就や選手生命の危機に瀕することになってしまった。また、同じ試合で右肩を負傷した2番手QBジェイ・フィードラーも今季中の復帰は難しい状況となっている。

 ジェッツは、この危機に2002年にペニントンがエースQBへ昇格する前までチームを牽引していた41歳のヴィニー・テスタヴァーディを獲得した。彼は1998年にチームをAFCカンファレンスチャンピオンシップに導いている。10月2日のボルチモア・レイヴンス戦には、先週まで3番手QBだったブルックス・ボウリンジャーが先発し、テスタヴァーディは2番手QBを務める。ジェッツはさらに3番手QBとして、2003年ドラフト6巡でニューイングランド・ペイトリオッツに指名されたクリフ・キングズバリーを獲得している。