ニューヨークが2010年スーパーボウル開催に一歩前進

 2010年のスーパーボウル開催地をニューヨークにするかどうか、NFLオーナーによる投票が行われ賛成31票、反対1票の圧倒的多数でニューヨークでの開催が可決された。しかし、この決定はニューヨーク・ジェッツがマンハッタン地区西側に7万5000人収容の新スタジアムを建設することが条件だ。新スタジアムの建設費は約20億ドル(約2100億円)と見られている。ジェッツは、まず3月31日に行われるスタジアム建設予定地の入札で権利を取得しなければならない。ジェッツは入札額を7億2000万ドル(約756億円)まで上げる意向だ。   ジェッツのウッディ・ジョンソンオーナーは、「今日は記念すべき日だ。2010年のスーパーボウルは歴史的なイベントとなる。この知らせに興奮している」と語った。もし新スタジアムが完成した場合、ニューヨーク市は現在2012年夏季オリンピック開催を目指しており、メインスタジアムとして利用される見込みだ。だが、新スタジアムについては建設地問題を始め、地元で反対の声もあがっているなど色々なハードルが残っている。