バッカニアーズがQBジョンソン、WRジャーヴィシャスらを放出

 タンパベイ・バッカニアーズは、2年前のスーパーボウル制覇時の主力QBブラッド・ジョンソンWRジョー・ジャーヴィシャスを解雇した。サラリーキャップ調整に苦しむバッカニアーズは、さらにLBイアン・ゴールドCBマリオ・エドワーズのベテラン2名も解雇している。ジョンソンジャーヴィシャスは03年1月19日のNFC決勝イーグルス戦の第1Qに71ヤードTDパスを決め、スーパーボウル進出に大きく貢献したコンビだった。バッカニアーズは今オフ、サラリーキャップを1700万ドル以上(約17億8500万円)超過しており、主力の大量解雇を余儀なくされている。ブルース・アレンGMによると、チームはジョンソンジャーヴィシャスの解雇でサラリーキャップに740万ドル(約7億7700万円)以上の空きが生まれ、さらにゴールドエドワーズの解雇で600万ドル(約6億3000万円)以上を節約できている。  また、先日のQBブライアン・グリーシーに続きFBマイク・オルストットCジョン・ウェイドRBマイケル・ピットマンチャーリー・ガーナーと契約の見直しを行い、彼らの年棒を削減している。ジョンソンバッカニアーズに4シーズン在籍し、通算パス1万940ヤード、64TD、41INTを記録した。しかし、今季は開幕4連敗を喫したあと、先発QBの座を剥奪されその後再びプレイすることはなかった。ジャーヴィシャスは故障に苦しみ、過去2シーズンで計15試合出場に終わっていた。