QBブレッドソーがカウボーイズに加入

 バッファロー・ビルズを解雇されたQBドリュー・ブレッドソーが、ダラス・カウボーイズに加入した。ブレッドソーカウボーイズと3年契約を結び、かつての恩師ビル・パーセルズヘッドコーチの下で再びプレイすることになった。ブレッドソーは93年ドラフト全体1位指名でペイトリオッツに入団したが、この時ペイトリオッツのヘッドコーチを務めていたのがパーセルズだった。パーセルズブレッドソーをプロ1年目から先発QBに起用し、ブレッドソーはプロ2年目にNFL記録のシーズンパス試投691回を記録している。96年に2人はペイトリオッツスーパーボウルに導いたが、パッカーズに敗退し、翌年パーセルズはジェッツに去った。ブレッドソーはその後01年トム・ブレイディに先発QBの座を奪われ、翌オフにトレードでビルズへ移籍した。ビルズでは、3年間エースQBを務め通算23勝25敗だった。今季ビルズは開幕4連敗を喫したが、9勝6敗と持ち直しプレーオフまで後一歩と迫る見事な追い上げをみせた。だが、チームは全試合に先発出場したブレッドソーを解雇した。  パーセルズは、ブレッドソーを先発QBで起用すると語っている。ブレッドソーは、「ビル(パーセルズ)は俺をカウボーイズの先発QBとして欲していた。先発待遇と、1年契約でないところを高く評価している。カウボーイズは(ビルズを解雇された後)すぐに獲得へ動いてくれて感謝している。カウボーイズの1員になれて興奮しているよ。家に帰って子供に(カウボーイズのシンボルマーク)小さな星のついた服を着せるのを待ちきれないね。他のチームのものは処分するよ」とカウボーイズのチームカラーで彩られたネクタイをつけコメントした。