クレネルがブラウンズ新HC就任は決まっていないとコメント

　ニューイングランド・ペイトリオッツのロメオ・クレネル守備コーディネイターは、ブラウンズ新ヘッドコーチ就任の噂について、また何も決まっていないと発言した。クレネルは「私はニューイングランド・ペイトリオッツに雇われている身で、来季については何も決まっていない。NFLの規則で私がペイトリオッツで働いている限り、誰も私と交渉することはできない。タンパリング（事前交渉）違反になってしまうからだ。スーパーボウルが終わった後、もしブラウンズが私に（ヘッドコーチの）オファーをくれれば、交渉することになるだろう」とコメントしている。ブラウンズは、クレネルにヘッドコーチのオファーを出す意向と報じられている。 ブラウンズは、1月上旬ペイトリオッツがプレーオフ1回戦シードで試合がない時に、ペイトリオッツ側からクレネルと会談することを許可された。57歳のクレネルは、00年にブラウンズの守備コーディネイターを務めている。その時は99年シーズン通算17サックだった守備陣を建て直し、42サックを記録させる見事な手腕を発揮した。00年シーズン終了後、ブラウンズはクリス・パーマーヘッドコーチを解任。クレネルも後任の1人としてインタビューを受けたが、チームはブッチ・デイヴィスを新ヘッドコーチに選択した。だが、デイヴィスは今季残り5試合を残した時点で辞任しており、ブラウンズは現在新ヘッドコーチを探している。