ジェッツのハケット攻撃コーディネイターが辞任、後任にハイマーディンガー

 ニューヨーク・ジェッツポール・ハケット攻撃コーディネイターが辞任した。ハケット辞任の1時間後に、後任としてタイタンズ攻撃コーディネイターだったマイク・ハイマーディンガーと契約を交わした。今季ハケットは攻撃コーディナイターとして4年目を迎えたが、保守的な攻撃選択にレギュラーシーズン中から批判を浴びていた。ジェッツはプレーオフ2回戦でスティーラーズにオーバータイムの末20対17で敗れたが、ハケットは戦犯の1人にあげられていた。ジェッツオフェンスは今季RBカーティス・マーティンがリーグトップの1697ヤードラッシングを稼ぎながら、リーグ17位に終わっていた。ハーマン・エドワーズヘッドコーチは、「私たちが別々の道を歩むのは、問題解決へ向け良いことだ」とコメントしている。ハケットは、「私はジェッツで一生懸命働き、ここ数年におけるチームの成功を手助けしてきた。私たちは、いくつかの素晴らしい瞬間を味わった」と述べている。

 ハイマーディンガーは、今季までの5年間テネシー・タイタンズ攻撃コーディネイターを務めていた。タイタンズとは今季終了後に、契約が切れていた。ジェッツの契約期間は3年間で、「想像していたよりも早い就任となった。(契約交渉では)今までで一番早い展開だった。まだ、いまいち実感がわかないよ」と語った。タイタンズは02年、03年にここ45年間で初の2年連続パス3000ヤード、(QBスティーヴ・マクネア)ラン1000ヤード(RBエディ・ジョージ)、レシーブ1000ヤード(WRデリック・メイソン)を輩出した。また、今季タイタンズオフェンスはエースQBマクネアの長期欠場など、ケガ人に苦しんだがリーグ11位の成績を残している。