いざ、プレーオフ! 出場全12チームついに決定

 現地時間2005年1月2日(日)、NFL 2004シーズン最終第17週、全16試合が全米各地で開催された。

この最終週には9チームが残る4つのワイルドカード枠をめぐり熾烈な戦いを繰り広げ、AFCではニューヨーク・ジェッツデンバー・ブロンコスNFCではセントルイス・ラムズミネソタ・ヴァイキングスプレーオフ出場を決めた。すでにプレーオフ出場を決めていたシアトル・シーホークスは、アトランタ・ファルコンズ戦に28対26と勝利しNFC西地区の優勝を決めた。

AFCではジェッツ、ブロンコスの他に、バッファロー・ビルズボルチモア・レイヴンズジャクソンビル・ジャガーズプレーオフ出場の可能性を残していた。勝てばプレーオフ出場が決まるブロンコスは、プレーオフに向けQBペイトン・マニングが1シリーズで退いたコルツに33対14と快勝。ジェッツもセントルイス・ラムズ戦に勝てばプレーオフ出場をすんなり決められたが、オーバータイムの末32対29と敗れ、ビルズがピッツバーグ・スティーラーズに29対24と敗れたことでプレーオフへの切符をつかんだ。

NFCではラムズヴァイキングス以外に、カロライナ・パンサーズニューオリンズ・セインツプレーオフ出場をかけて最終週に臨んだ。ジェッツを破ったラムズは、ヴァイキングスワシントン・レッドスキンズに21対18と敗れたことでワイルドカードでのプレーオフ出場を決めた。ヴァイキングスはパンサーズとセインツの直接対決でパンサーズが21対18と敗れたことでプレーオフの切符を手にした。パンサーズは今シーズン1勝7敗となりながらの奇跡のプレーオフ出場まであと一歩のところで力尽きた。

NFL2004シーズンはこの日の試合でレギュラーシーズン全17週の戦いを終え、第39回スーパーボウル出場をかけて行われるプレーオフに出場する全12チームが出揃った。プレーオフは現地時間1月8日(土)、9日(日)に行われるワイルドカードプレーオフで熱い戦いの火ぶたを切る。8日の対戦ではNFCラムズシーホークスAFCジェッツチャージャーズが、9日にはNFCヴァイキングスパッカーズAFCブロンコスコルツが行われる。