奇跡の逆転勝利! ドルフィンズ、王者を撃破

 現地時間12月20日(月)、NFL 2004シーズン第15週マンデーナイトゲームが、ニューイングランド・ペイトリオッツマイアミ・ドルフィンズの対戦で開催された。

 すでに2年連続のAFC東地区優勝を決めているペイトリオッツと、すでに同地区の最下位が確定しているドルフィンズの、今シーズンの明暗がくっきりと分かれたライバル同士の対戦となった試合は、ホームのドルフィンズが土壇場の執念で逆転TDを奪い、29対28で王者ペイトリオッツを打ち破った。

ペイトリオッツの5点リードで迎えた第4Q終盤、ドルフィンズ守備陣がペイトリオッツQBトム・ブレイディからこの試合3つ目のインターセプトを奪い、敵陣21ヤードという好地点から攻撃権を奪う。すると、残り1分29秒、4thダウンギャンブルの攻撃で、QB A・J・フィーリーから放たれたパスを見事WRデリアス・トンプソンが逆転TDペイトリオッツの最後の攻撃も、ブレイディからインターセプトを奪い、シャットアウト。29対28。劇的な逆転勝利で、AFC東地区内最後の試合で初勝利を王者ペイトリオッツからもぎ取った。

この試合をもってシーズン第15週の全日程が終了。シーズン第16週は12月24日(金)、25日(土)、26日(日)、27日(月)の4日間にわたって全16試合が開催される。