ペイトリオッツ快勝 NFL記録タイの18連勝

 現地時間10月3日(日)、NFL 2004シーズン第4週のうち13試合が全米各地で開催された。

中でも注目を集めたのが、NFLの連勝記録に挑む王者ニューイングランド・ペイトリオッツオープンデートを挟んで2週間ぶりの登場となったペイトリオッツだったが、第4Qに勝ち越しTDを決めたエースQBトム・ブレイディの活躍などでバッファロー・ビルズに31対17と快勝、開幕3連勝を飾ると同時に、昨季のプレーオフスーパーボウルを含む連勝記録をNFL記録タイとなる18に伸ばした。ペイトリオッツは来週、NFL新記録となる19連勝を目指し、今季4連敗中と低迷にあえぐマイアミ・ドルフィンズと対戦する。

その他の試合では、フィラデルフィア・イーグルスシカゴ・ベアーズを19対9で降し、チームとしては11年ぶりとなる開幕4連勝をマークした。これで開幕から連勝を続けているチームは、イーグルスペイトリオッツに加え、シアトル・シーホークスアトランタ・ファルコンズニューヨーク・ジェッツの5チームとなった。

また、この日はリーグを代表するベテランRBたちの活躍が目立った1日となった。アリゾナ・カーディナルズRBエミット・スミスは対ニューオリンズ・セインツ戦で127ヤードを獲得し、2年ぶりとなる1試合100ヤード以上ランをマーク。これで1試合100ヤード以上ランを獲得した試合数を通算77試合とし、ウォルター・ペイトンが持っていたNFL記録に並んだ。さらに35歳のスミスはこの試合で、彼のNFL15年間のキャリアで初となる21ヤードTDパスを決めるなどチームの今季初勝利に大きく貢献した。そして、ニューヨーク・ジェッツマイアミ・ドルフィンズの一戦では、ジェッツのRBカーティス・マーティンがランで110ヤードを獲得、開幕から3試合連続となる1試合100ヤード以上ランを記録すると同時に、NFLの歴代ラン記録でも単独10位となる12,094ヤードを達成した。

現地時間10月4日(月)のマンデーナイトゲームでは、カンザスシティ・チーフスボルチモア・レイヴンズが対戦する。この試合をもってシーズン第4週の全日程が終了する。シーズン第5週は10月10日(日)、11日(月)の2日間にわたって全14試合が開催される。