パーセルズ・マジック炸裂 NFL通算150勝目
現地時間9月27日(月)、NFL 2004シーズン第3週マンデーナイトゲームが、ダラス・カウボーイズとワシントン・レッドスキンズとの対戦で開催された。
過去3度スーパーボウルに出場し、2度チームをチャンピオンに導いたカウボーイズのヘッドコーチ、ビル・パーセルズ。そして今季12年ぶりにレッドスキンズのヘッドコーチに復帰したジョー・ギブズ。彼も過去4度スーパーボウルに出場し、3度勝利した輝かしい偉業を成し遂げている。そんなNFL史上に残る名将同士の14年ぶりの対決に注目が集まった試合は、14対10とカウボーイズのリードで迎えた第4Q開始早々にパーセルズのマジックが炸裂。トリックプレーによって、カウボーイズのFBリッチー・アンダーソンが投じたパスはWRテリー・グレンが待つエンドゾーンへ。FBアンダーソンのNFLキャリア初となる26ヤードTDパスが決まり、21対10とカウボーイズがリードを広げる。その後レッドスキンズもTDを1つ返し追い上げを図るが時すでに遅し、最後は21対18とカウボーイズがレッドスキンズを振り切った。
カウボーイズとレッドスキンズ。NFC東地区ライバル同士のここ最近14試合の対戦成績は、この日の勝利によってカウボーイズの13勝1敗となった。また、注目されたパーセルズとギブズの対決も、勝ったパーセルズが過去18戦で12勝目、通算でも7連勝と相性の良さを見せつけた。そしてさらにパーセルズは、この勝利によってNFL歴代11人目となるレギュラーシーズン通算150勝目を飾った。
この試合をもってシーズン第3週の全日程が終了。シーズン第4週は10月3日(日)、4日(月)の2日間にわたって全14試合が開催される。