QBヴィック、乱射事件の遺族に1万ドルの寄付

 アトランタ・ファルコンズのQBマイケル・ヴィックが、母校バージニア工科大で起きた銃の乱射事件の被害者遺族にユナイテッド・ウェイを通じ1万ドルの寄付を行うことを発表した。2001年のドラフト全体1位指名でファルコンズに入団する前、バージニア工科大でプレーしていたビックは、「このような悲劇を起きた時、遺族は十分なサポートを受けないといけない。もし、少しでも俺がその手助けをできるなら、出来る事を行うだけだ」とコメントしている。

 ヴィックは、自身の財団でファルコンズの本拠地アトランタ、大学時代を過ごしたバージニアから寄付を募っている。財団によると、寄付金は犠牲者の墓地建設な遺族の移動費などに使われる予定だ。フットボールの名門校であるバージニア工科大は、ヴィック以外にも多くのNFL選手を輩出している。その1人であるクリーブランド・ブラウンズSジャスティン・ハミルトンは、「もし、俺が学生だったら、事件の起きた建物にいた」と大きな衝撃を受けたことを明かしている。