テキサンズがQBカーとRBウィリアムズを解雇

 ヒューストン・テキサンズが、昨季までのエースQBデイヴィッド・カーを解雇した。27歳のカーは、フレズノ州立大から2002年ドラフト全体1位でテキサンズに入団。プロ1年目からエースQBを務めていたが、チームは2004年の7勝が最高と結果を残すことができなかった。先週テキサンズアトランタ・ファルコンズからマット・シュアブを新エースQBとしてトレードで獲得しており、カーの放出は確実視されていた。昨季のカーは、16試合出場でパス2,767ヤード(成功率68.3%)、11TD、12インターセプト、QBレーティング82.1。プロ通算で先発75試合を含む76試合出場、パス1万3,391ヤード(成功率60%)、59TD、65インターセプト、QBレーティング75.5だ。また、攻撃ラインの保護を受けられずプロ5年間で計249回もサックをくらっている。

 また、チームはRBドマニック・ウィリアムズも解雇している。元々はドマニック・デイヴィスと名乗っていたウィリアムズは、膝の負傷により昨季シーズン全休だった。26歳のウィリアムズは、プロ入りの2003年、04年と2年連続でラン1,000ヤードを突破するなど、実働3年間でラン3,195ヤードを稼いでいる。しかし、テキサンズは今オフに新エースRBとしてFAのアーマン・グリーンを獲得していた。一方でRBロン・デインと再契約を結んでいる。昨シーズン途中からチームに加入したデインは先発6試合を含む11試合出場でラン151回612ヤード、5TDを記録していた。