セインツ、WRホーンを解雇

 ニューオリンズ・セインツが、プロボウル4度出場を誇るWRジョー・ホーンを解雇した。これはチームが彼に年俸の削減を要求した後、彼がチームを去りたいと意思表示したことに拠るものだ。ミッキー・ルーミスGMは、「ジョーは、自分の価値がどれだけのものか本当に試してみたいんだ。ジョーはチームとニューオリンズにとって大きな意味を持つ選手であり、私たちは彼の希望をすぐに叶えてやりたかった。そして彼が戻って来られるようにいつでもドアは開けて待っている」と述べている。

 35歳のホーンは、プロ5年目となる2000年にカンザスシティ・チーフスからセインツに加入。それ以降はチームのエースWRとして活躍し、2000年から04年までの5年間で4度シーズン1,200ヤード捕球以上を記録した。しかし、ここ2シーズンはケガに苦しみ、昨季は10試合出場でレシーブ37回679ヤード、4TDと平凡な成績だった。彼がここまでセインツであげた通算レシーブ523回、7622ヤード、50TDはともにチーム歴代2位。そして27度の1試合100ヤード捕球は、歴代1位の記録となっている。