リースがジャイアンツの新GMに就任

 ニューヨーク・ジャイアンツが、ジェリー・リースの新GM就任を発表した。リースNFL史上3人目の黒人GMとなる。ジャイアンツは、今オフ、前任でチームに9年間在籍したアーニー・アコーシが引退していた。43歳の彼は1994年にジャイアンツへ加入し、ここ4年間は人事部門のディレクターを務めていた。ちなみに過去の黒人GMは、ボルチモア・レイヴンズオジー・ニューサムヒューストン・テキサンズリック・スミスだ。

 アコーシトム・コフリンヘッドコーチ、ジョン・マーラ共同オーナーは、全員ともリースの選手を評価する目と、ドラフトでの理に叶った指名を賞賛している。だが、リースは新任早々、コーチ陣の問題に着手する必要がある。ジャイアンツはコフリンと1年の契約延長を交わしたが、ティム・ルイス守備コーディネイターは放出されている。また、ジョン・ハフネイゲル攻撃コーディネイターはレギュラーシーズン最終週とプレーオフ攻撃コーディネイターの座を外され、QBコーチのケヴィン・ギルブライドが代役を務めていた。