49ers逆転勝ち、プレーオフの望みつなぐ

 第15週、シアトル・シーホークスサンフランシスコ・49ersの試合が行われ、RBフランク・ゴアがラン144ヤードと活躍した49ersが24対14で逆転勝利を収めた。これで49ersは6勝8敗とし、わずかに残っているプレーオフ進出への望みをつないだ。この試合に勝てば地区優勝を達成できたシーホークスだったが、先週のアリゾナ・カーディナルズ戦に続いて同地区ライバルに痛恨の連敗を喫し、今季8勝6敗としている。もし49ersが残り2試合を連勝、シーホークスが連敗でともに8勝8敗で並ぶと、直接対決で連勝している49ersが上に立つことになる。

 49ersは第3Qを終え3対7とリードを許していたが、第4Qに21得点をあげ見事な逆転勝利を収めた。QBアレックス・スミスは、パス162ヤード、2TDをあげている。シーホークスは、第4Q残り9分49秒に敵陣27ヤード地点で第4ダウン残り1ヤードのギャンブルに失敗。さらに残り3分38秒でQBマット・ハセルベックインターセプトを献上と2つのターンオーバーを犯し、両方とも49ersTDへとつなげられてしまったのが敗因となった。QBマット・ハセルベックは、パス220ヤード、1TD、2インターセプトRBショーン・アレグザンダーは、ラン23回73ヤード、1TDだった。

 12月16日には、アトランタ・ファルコンズダラス・カウボーイズの試合が行われる。現在7勝6敗のファルコンズ、8勝5敗のカウボーイズともに激しいプレーオフ争いの真っ只中にいる。ワイルドカード首位のファルコンズだけでなくカウボーイズにとってもこの試合に負けると、17日には7勝6敗で並んでいるニューヨーク・ジャイアンツフィラデルフィア・イーグルスの直接対決が行われるため、どちらかにNFC東地区の首位に並ばれるとことは確実となっている。ファルコンズマイケル・ヴィックカウボーイズトニー・ロモ、両チームのQBの出来が勝敗を大きく左右することは間違いないだろう。