イーグルス、QBガルシアの活躍で勝率5割復帰

 第13週のマンデーナイト、フィラデルフィア・イーグルスカロライナ・パンサーズの試合が行われ、QBジェフ・ガルシアがパス312ヤード、3TDと大活躍したイーグルスが27対24で競り勝った。これで両チームとも6勝6敗で並んでいる。QBドノヴァン・マクナブが11月19日の試合で今季絶望となりこのまま脱落するかと思われたイーグルスだが、36歳の2番手QBガルシアの奮闘により、プレーオフ戦線に生き残った。WRドンティ・ストールワースもレシーブ4回111ヤード、1TDと勝利に貢献した。

 パンサーズは、この勝利に勝つとNFCワイルドカード争いで単独首位に立てるところだった。しかし、痛恨の連敗を喫しこれでNFCワイルドカードレースは、6勝6敗でパンサーズ、イーグルスニューヨーク・ジャイアンツアトランタ・ファルコンズの4チームが並んでいる。QBジェイク・デロームは、パス37回中22回成功、269ヤード、3TDも2インターセプトを献上してしまった。

 これで第13週の全試合が終了。第14週は、12月7日、10日、11日の3日間に渡り計16試合が行われる。今週シカゴ・ベアーズが地区優勝を決めたが、次週ではニューイングランド・ペイトリオッツインディアナポリス・コルツサンディエゴ・チャージャーズシアトル・シーホークスに地区優勝の可能性が生まれている。ベアーズに続きポストシーズン進出を決めるチームは、果たして現れるだろうか。

 対戦カードでいえば2敗でAFCシード争いの首位に並ぶサンディエゴ・チャージャーズインディアナポリス・コルツの両チームが、チャージャースデンバー・ブロンコス、コルツはジャクソンビル・ジャガーズと共に7勝5敗のチームと地区首位決戦を行う。また、共に地区首位に立ち、8勝4敗同士のダラス・カウボーイズニューオリンズ・セインツ戦、7勝5敗のカンザスシティ・チーフス対9勝3敗のボルチモア・レイヴンズの試合も楽しみだ。