ファーヴが、トレードの噂を否定

　グリーンベイ・パッカーズのQBブレット・ファーヴが、トレードの噂を否定した。今季が現役最後のシーズンと見られるファーヴはパッカーズが連敗スタートを切ったことでプレーオフ出場を狙えるチームへ移籍する噂が出ることは理解できるとする一方で、10月17日が期限となるトレードについては99.9％ないと語っている。

　来月37歳となるファーヴは、「一見すると移籍は聞こえこそ良いが、新チームでは新しいシステムを学ばなければならない。みんなの期待は、ありがたいことだ。人々は『キャリアの最後を、負け続けるチームで終えてほしくない。少なくとも勝てるチャンスのあるチームに行ってほしい』と言うかもしれない。しかし、今、俺はパッカーズで勝つチャンスをつかんでいるんだ」と、このままパッカーズの一員として引退する気持ちを述べている。パッカーズは開幕戦でシカゴ・ベアーズに26対0、第2週でニューオリンズ・セインツに34対27でともに敗れ、ファーヴは2試合合計でパス510ヤード、3TD、3インターセプトをあげている。