マニング兄弟が大活躍! 勝利導く

 第2週に突入したNFLは9月17日に計15試合が行われ、10チームが開幕連勝を飾り、好スタートを切った。インディアナポリス・コルツは、QBペイトン・マニングがパス400ヤード、3TDと完ぺきなプレーを見せ、43対24でヒューストン・テキサンズに快勝した。また、ニューヨーク・ジャイアンツは第4Qで17点差を追いつき、オーバータイムの末30対24でフィラデルフィア・イーグルスに劇的な逆転勝利を収めた。ペイトン・マニングの弟QBイーライ・マニングは、パス371ヤード、3TD、1インターセプトと大暴れし、兄弟ともに素晴らしい活躍を披露してチームを勝利に導いた。

 アトランタ・ファルコンズは、QBマイケル・ヴィックがパス95ヤード、1TD、ラン127ヤード、1TDを記録。さらにエースRBウォリック・ダンもラン134ヤードをマークするなどランで圧倒して、14対3でタンパベイ・バッカニアーズを下した。昨季リーグワースト2位の3勝に終わったニューオリンズ・セインツだが、新エースQBドリュー・ブリーズがパス353ヤード、2TD、1インターセプトとチームをけん引し、34対27でグリーンベイ・パッカーズを下し開幕連勝。昨季のNFC王者シアトル・シーホークスは21対10でアリゾナ・カーディナルズを、一昨年のスーパーボウル王者ニューイングランド・ペイトリオッツは24対17でニューヨーク・ジェッツを退け、連勝スタートとなった。

 デンバー・ブロンコスカンザスシティ・チーフスAFC西地区のライバル対決は、ともに攻撃陣が精彩を欠くロースコアの展開となったが、Kジェイソン・イーラムの決勝FGにより9対6でブロンコスがオーバータイムの末、接戦をものにした。唯一サンデーナイトだったダラス・カウボーイズワシントン・レッドスキンズ戦は、“お騒がせ男”のWRテレール・オーウェンズがレシーブ3回19ヤードと不発に終わるもカウボーイズが27対10で勝利。昨季、同じ第2週で対戦し13対14で逆転負けを喫した雪辱を果たした。18日のマンデーナイトでは、ジャクソンビル・ジャガーズがホームで王者ピッツバーグ・スティーラーズを迎え撃つ。