チーフスのTロウフが改めて引退を宣言

 トレーニングキャンプ開幕前夜に引退の意向を示したカンザスシティ・チーフスTウィリー・ロウフが、改めて引退の決断に変わりがないことを発表した。プロ14年間で11度のプロボウル出場と、NFL史上屈指のTの1人であるロウフは、「俺は、当然のように明日の身体のことは考えずにプレーしてきた。最初はNFLに数年いることを目標に、一生懸命プレーしてきた。14年が経ち、もうフットボールをプレーすることはないと悟ったんだ」と書面で述べている。

 チーフスは、トレーニングキャンプ前日にロウフが引退の意思を述べてからも復帰に望みを託していた。しかし、今回の発表を受けてチームは彼をリザーブリストから引退リストに載せ、スター選手の引退を受け入れた。ロウフは1993年にニューオリンズ・セインツでプロ入りし、2001年まで在籍。その後、2002年から昨季まではチーフスでプレーしていた。プロ通算189試合出場で、全試合に先発している。