ペニントンがジェッツの先発QBに

 ニューヨーク・ジェッツが、チャド・ペニントンをエースQBに指名した。2年続けて利き腕の右肩を手術していたぺニントンは、今オフにワシントン・レッドスキンズから移籍のパトリック・ラムジー、新人ケレン・クレメンスブルックス・ボウリンジャーと先発QBの座を巡って競っていた。2度目の手術を行った時には限界説も囁かれていた彼は、「手術から、ここまでの過程については驚いていない。それよりも、どうなるか予測できなかったので先発QBになれてホッとしている」とコメントしている。

 ペニントンが故障からの復活を果たした一方で、ジェッツはエースRBカーティス・マーティンPUPリスト(Physically Unable to Perform List)に入れた。これによりマーティンは、少なくとも第6週まで出場できない。マーティンは、膝の負傷によりトレーニングキャンプを全休した。彼の抜けた穴は、サンフランシスコ・49ersからトレードで獲得したキーヴァン・バーロウに、デリック・ブレイロックセドリック・ヒューストンらの併用で埋めることになる。