WRライスが、49ersの一員として引退

 NFL史上最高のWRの1人ジェリー・ライスが、サンフランシスコ・49ersの一員として引退することが発表された。ライスは、1985年のプロ入りから2000年まで49ersに在籍。QBジョー・モンタナスティーヴ・ヤングとのコンビで、チームに3度のスーパーボウルリングをもたらした。その後、オークランド・レイダーズへと活躍の舞台を移したが、2004年のシーズン途中にシアトル・シーホークスに移籍。昨季デンバー・ブロンコスのキャンプに参加したが、主力メンバーに入ることができずシーズン開幕前に引退を発表していた。

 プロボウル13度出場を誇るライスは、通算レシーブ1,549回、2万2,895ヤード、197TD捕球など数々のNFL記録を保持している。49ersのメンバーとして輝かしいキャリアの幕を閉じることについて、「ここは長年に渡って俺のホームで、多くの思い出が作られた場所だ。今回のような機会を与えてくれて、49ersには感謝している」と、コメントしている。