ロスリスバーガーが、交通事故後では初となるチームオフィスを訪問

 バイク事故で重傷を負ったピッツバーグ・スティーラーズのQBベン・ロスリスバーガーが、事故では初となるチームオフィスへの訪問を行なった。地元紙ピッツバーグ・ポストガゼットウェブサイトによると、ロスリスバーガーボディーガードを伴い、傷の残る顔を隠すためフードをかぶっていた。彼は郵便物などを引き取りに訪れ、ワークアウトには一斉参加せず、レポーターの取材にも応じなかった。

 ロスリスバーガーは、6月12日スズキの大型バイク、ハヤブサに乗っているときに乗用車と正面衝突し、顎や鼻を骨折。また、頭部の裂傷や膝を痛める大ケガを負い、7時間に及ぶ大手術を受けていた。彼は軽い脳震盪を起こしていたが、検査の結果、脳に異常は見られなかった。地元警察によると、事故当時ロスリスバーガーはオートバイの免許なしに加えヘルメット未着用だったため(ペンシルベニア州ではノーヘルメットでバイクを運転できるのは免許保有者のみ)、法律違反で388ドルの(約5万円)の罰金を課せられる。