43歳のQBフルーティが引退を発表

 ニューイングランド・ペイトリオッツのQBダグ・フルーティが引退を発表し、21年間に及ぶプロフットボーラー生活に別れを告げた。43歳のフルーティは、今後テレビ局のABCとESPNでカレッジフットボール番組の解説者を務める。彼は昨季ペイトリオッツに89年以来となる復帰を果たし、パス10本中5回成功、29ヤードを記録。また、レギュラーシーズン最終戦で1941年以来となるドロップキックでのエクストラポイントを成功させた。

 フルーティボストンカレッジで大学最優秀選手に贈られるハイズマン賞を獲得し1986年にシカゴ・ベアーズでプロ入りを果したが、178cmの低身長が嫌われNFLに定着できず。1987年から89年までペイトリオッツに在籍した後、1990年から97年にかけてUSフットボールリーグとカナディアンフットボールリーグ(CFL)でプレーしていた。98年にバッファロー・ビルズNFL復帰を果たすと、その後チャージャーズ(2001年から04年)、ペイトリオッツでプレーした。NFLでの12年間で通算パス1万4715ヤード、86TDをあげている。