スーパーボウルMVPのウォードが、ソウル名誉市民に

 第40回スーパーボウルMVPに輝いたピッツバーグ・スティーラーズWRハインズ・ウォードが、生まれ故郷の韓国ソウル市を訪れ、名誉市民権を授与された。韓国人の母と、アフリカン・アメリカンの軍人を父に持つウォードソウルで生まれたが、彼が赤ん坊の間にアメリカへと移住した。その後、両親は離婚し、ウォードは母親の手で育てられた。

 大人になって初めて韓国を訪れたウォードは、涙を浮かべながら「かつて自分は韓国人だと明かすのを恥ずかしく思っていたことを謝罪したい。(名誉市民権をもらい)とても感動している。これは、俺にとって本当に大きな意味を持つことだ」とコメントした。ウォード訪韓は韓国メディアに大きく取り上げられ、大統領とも面会した。また、彼と同じ韓国と他の人種を親に持つハーフの子供たちの下を訪問している。