ベアーズ、NFC北地区優勝を決める

 現地時間12月25日(日)、NFL 2005シーズン第16週の内2試合が行われシカゴ・ベアーズグリーンベイ・パッカーズに24対17で勝利、ボルチモア・レイヴンズミネソタ・ヴァイキングスを30対23で下した。この結果、今季11勝4敗としたベアーズのNFC北地区優勝と、ヴァイキングスプレーオフ戦線からの脱落が決定した。

 ベアーズはパッカーズのQBブレット・ファーヴにパス317ヤードを投げられるが、リーグ1の守備陣がLBランス・ブリグズの10ヤードリターンTDを含む4インターセプトを奪取。攻撃陣は、計292ヤード獲得とパッカーズ(365ヤード)を下回っていたが、守備陣が奪ったターンオーバーを着実に得点に結びつけ第3Q終了時に24対7と試合を決めていた。また、ベアーズは、プレシーズンの負傷で長期離脱していたQBレックス・グロスマンが約15ヶ月ぶりの公式戦先発を果している。

 レイヴンズは、QBカイル・ボウラーが今季ベストのパス289ヤードに3TD、1インターセプトと活躍。3点差を追う第4Qに連続13得点を奪い、見事な逆転勝利を収めた。過去8試合で最多失点を喫したヴァイキングスは、開幕2勝5敗からシーズン中盤に6連勝を達成し注目を浴びたが、痛恨の連敗で今季8勝7敗。2年連続プレーオフ出場の可能性は、完全になくなった。

 現地時間12月26日(月)のマンデーナイトゲームでは、ニューイングランド・ペイトリオッツニューヨーク・ジェッツが激突。すでにAFC東地区優勝を決めている9勝5敗のペイトリオッツは、着実に勝利しAFC第3シード獲得の望みをつなげたい。ここまで3勝11敗のジェッツは、同地区ライバル相手に意地を見せたい。