シーホークス、主力温存のコルツを下しNFC第1シード獲得!!

 現地時間12月25日(日)、NFL 2005シーズン第16週のうち13試合が全米各地で開催された。インディアナポリス・コルツシアトル・シーホークス、両カンファレンス首位同士の対決はシーホークスが28対13で勝利。11連勝で今季13勝目をあげたシーホークスは、NFCプレーオフ第1シードを決めた。すでにAFC第1シードを確定されているコルツは、長男の死去でトニー・ダンジーヘッドコーチがチームを離れた事に加え、WRマーヴィン・ハリソンを筆頭に複数の先発陣が欠場。さらにQBペイトン・マニングも第1Q終了後にベンチへ下がるなど、主力を温存させていた。シーホークスRBショーン・アレグザンダーは、この試合で3TDをあげリーグタイ記録のシーズン27TDをあげている。

 ジャクソンビル・ジャガーズは、前半を終え3点リードを許すが第4Qに21得点をあげる猛攻でヒューストン・テキサンズに38対20で逆転勝利。今季11勝目をあげたジャガーズは、ワイルドカードで1999年以来となるプレーオフ進出を決めた。すでにプレーオフ進出を決めていたデンバー・ブロンコスは、オークランド・レイダーズとの同地区対戦を22対3で圧勝した。ブロンコスは今季12勝3敗とし、AFC西地区優勝にプレーオフ1回戦シードが決定した。

 プレーオフ進出、シード順が決まる一方でNFC東地区は首位のニューヨーク・ジャイアンツが、同地区ライバルのワシントン・レッドスキンズに35対20で敗戦。また、ダラス・カウボーイズNFC南地区首位のカロライナ・パンサーズを24対20で下した。この結果、NFC東地区はジャイアンツが10勝5敗、レッドスキンズカウボーイズが9勝6敗で続く混戦となった。NFC南地区も2位のタンパベイ・バッカニアーズが、オーバータイムの末アトランタ・ファルコンズに27対24で勝利。パンサーズとファルコンズが、1試合を残し10勝5敗で首位に並んでいる。

 先週インディアナポリス・コルツの開幕連勝記録を止めたサンディエゴ・チャージャーズだが、カンザスシティ・チーフスに7対20で完敗。この敗戦で、チャージャーズの2年連続のプレーオフ進出はなくなった。チーフスは、プロボウルに選出されたRBラリー・ジョンソンが8試合連続ラン100ヤードを達成している。

 現地時間12月25日(日)は、シカゴ・ベアーズグリーンベイ・パッカーズミネソタ・ヴァイキングスボルチモア・レイヴンズの2試合が行われる。ベアーズはパッカーズ戦に勝利、またはヴァイキングスが敗れるとNFC北地区優勝が決まる。