新人LBメリマンがAFC週間MVP

 第15週のAFC週間MVPに、攻撃部門でデンバー・ブロンコスWRロッド・スミス、守備部門でサンディエゴ・チャージャーズLBショーン・メリマンスペシャルチーム部門でクリーブランド・ブラウンズKフィル・ドーソンが受賞した。

 スミスは、28対17で勝利したバッファロー・ビルズ戦で今季ベストのレシーブ11回137ヤードをあげ、今季11勝目の原動力となった。通算1万775ヤードのスミスは、あと82ヤードでゲイリー・クラークを抜きリーグ歴代16位となる。今週のオークランド・レイダーズ戦に勝利すると、ブロンコスは1988年以来の地区優勝が決定する。プロ11年目のスミスは、初の週間MVPだ。

 メリマンは、26対17で勝利を収めたインディアナポリス・コルツ戦で2.0サック、3タックルロスと活躍した。今ドラフト1巡指名のメリマンは、ここまでチームトップの9.0サックを記録している。コルツに今季初黒星をつけたチャージャースは、9勝5敗としプレーオフ戦線に踏みとどまった。メリマンは初の週間MVP授賞だ。

 ドーソンは、オークランド・レイダーズ戦でチームの全得点となるFG3本を決め、9対7での勝利に貢献した。3本のFGは、44ヤード、24ヤード、37ヤードだった。彼は、今季FG27本中25本成功と安定したキックを見せている。プロ7年目のドーソンは、2001年第3週以来となる週間MVPだ。