ベティス、トーマス、ジョーンズがAFC週間MVP
第14週のAFC週間MVPに攻撃部門でピッツバーグ・スティーラーズのRBジェローム・ベティス、守備部門でマイアミ・ドルフィンズのLBザック・トーマス、スペシャルチーム部門でテネシー・タイタンズのKR−PR兼CBアダム・“パックマン”・ジョーンズが選出された。
ベティスは、シカゴ・ベアーズ戦でラン17回101ヤード、2TDを記録とリーグ1位の守備を誇るベアーズ相手に活躍。21対9での勝利にチームを導いた。スティーラーズ戦は、8勝5敗としプレイオフ戦線に生き残った。ベティスは、この試合で歴代5位の通算61TDラン、スティーラーズで通算50TDランをあげた。プロ13年目の彼は、通算4度目の週間MVPだ。
トーマスは、23対21で競り勝ったサンディエゴ・チャージャーズ戦でチームハイの11タックル、1インターセプトをあげた。トーマスの奮闘もあり、ドルフィンズはこの試合の前までリーグ2位の1試合平均29.8得点をあげていたチャージャーズ攻撃陣を平均以下に抑えた。特に相手エースRBラデイニアン・トムリンソンをラン75ヤードに封じたことが勝因となった。プロ10年目の彼は、2度目の週間MVPだ。
ジョーンズは、ヒューストン・テキサンズ戦の後半に52ヤードパントリターンをあげ、13対10の勝利に貢献した。今ドラフト全体6位指名のジョーンズは、ここまでリーグで唯一キックオフ、パントの両リターンでトップ5に入っている。パントリターン1回平均12.9ヤードは、リーグ1位だ。ジョーンズは、初の週間MVP授賞だ。