ファルコンズ、QBヴィックの1TDパス、2TDランで快勝

 現地時間12月12日(月)、NFL 2005シーズン第14週ニューオリンズ・セインツアトランタ・ファルコンズ戦が行われた。試合は、前半を終えファルコンズの21対17と序盤から点の取り合いとなる。しかし、後半に入っても着実に得点を重なるファルコンズに対し、セインツの攻撃陣は沈黙。結局、地力の違いを見せたファルコンズが36対17で勝ち今季8勝5敗とし、NFC南地区首位のタンパベイ・バッカニアーズカロライナ・パンサーズに1ゲーム差と詰め寄った。

 ファルコンズはQBマイケル・ヴィックがパス231ヤード、1TD、1インターセプト、ラン38ヤード、2TDをあげ、チームを勝利に導いた。第4Q中盤に相手LBレイトヒットで肋骨を痛めて退場したが、自力でロッカールームへ下がっていた。しかし、ジム・モーラヘッドコーチは、来週の出場へ向け楽観的なコメントを出している。

 セインツは、QBアーロン・ブルックスがパス219ヤード、1ヤードと奮闘したが、計406ヤード喪失と守備陣が踏ん張れず。攻撃陣も後半無得点と、尻すぼみに終わり敗れた。セインツは今季3勝10敗、ここ9試合で8敗目と浮上のきっかけをつかめていない。

 この試合をもってシーズン第14週の全日程が終了。シーズン第15週は12月、17日(土)、18日(日)、19日(月)の3日間にわたって全16試合が開催される。