コルツ開幕13連勝で、プレーオフ第1シード決定!!

 現地時間12月11日(日)、NFL 2005シーズン第14週のうち15試合が全米各地で開催された。ここまで無敗のインディアナポリス・コルツは、ジャクソンビル・ジャガーズとのAFC南地区首位決戦で終盤に激しい追い上げをくらうも逃げ切り26対18で勝利。史上4チーム目となる開幕13連勝に3年連続の地区優勝、さらにAFCレイオフホームフィールドアドバンテージを獲得している。本拠地がドーム球場のコルツは寒冷地での屋外スタジアムを苦手としていたが、念願のプレーオフ第1シード獲得により、今季はこの不安から解消された。

 現在、NFCトップのシアトル・シーホークスは、サンフランシスコ・49ersを序盤から圧倒し41対3で楽勝、9連勝を飾り11勝2敗とした。シーホークスを1敗差で追っていたカロライナ・パンサーズシカゴ・ベアーズがともに敗れたため、シーホークスNFCプレーオフ第1シード獲得へ向け残り3試合で後続に2ゲーム差と大きく前進した。

 NFC南地区はパンサーズが2位のタンパベイ・バッカニアーズに10対20で敗れたことで、両チームが9勝4敗で並んでいる。NFC北地区では、ミネソタ・ヴァイキングスが27対13でセントルイス・ラムズを破り6連勝で8勝5敗とし、ピッツバーグ・スティーラーズに21対9で敗れた首位ベアーズに1ゲーム差と肉薄している。

 AFC西地区では首位のデンバー・ブロンコスボルチモア・レイヴンズに12対10で辛勝し今季10勝目(3敗)をあげる。その一方で、4敗で追っていた2位のカンザスシティ・チーフスダラス・カウボーイズに28対31で、サンディエゴ・チャージャーズマイアミ・ドルフィンズに21対23とそれぞれ惜敗。ブロンコスが、2位とのゲーム差を2に広げている。

 その他では、ニューヨーク・ジャイアンツフィラデルフィア・イーグルスを、シンシナティ・ベンガルズクリーブランド・ブラウンズをオーバータイムにもつれる接戦で下し、ジャイアンツは9勝4敗でNFC東地区首位、ベンガルズが10勝3敗でAFC北地区首位を維持している。AFC東地区首位のニューイングランド・ペイトリオッツは、同地区のバッファロー・ビルズを下し8勝5敗としている。

 現地時間12月5日(月)のマンデーナイトゲームでは、アトランタ・ファルコンズニューオリンズ・セインツが対戦する。現在7勝5敗のアトランタ・ファルコンズは、首位のバッカニアーズ、パンサーズ両チームとの直接対決をそれぞれ1試合ずつ残している。この試合に勝って、両チームとのゲーム差を1に縮めれば自力で地区優勝の可能性が復活するだけに低迷するセインツ相手に負けられない。シーズン第15週は12月17日(土)、12月18日(日)、12月19日(月)の3日間にわたって全16試合が開催される。