チェインバーズ、サグス、ペリーがAFC週間MVP

 第13週のAFC週間MVPに攻撃部門でマイアミ・ドルフィンズWRクリス・チェインバーズ、守備部門でボルチモア・レイヴンズDEテレール・サグススペシャルチーム部門でシンシナティ・ベンガルズKRWRタブ・ペリーが選ばれた。

 チェインバーズは、バッファロー・ビルズ戦でレシーブ15回238ヤードと大暴れし、24対23での逆転勝利にチームを導いた。レシーブ15回、レシーブ238ヤードともにチーム新記録だった。第4Qで20点差をひっくり返したドルフィンズは今季5勝7敗と、昨年の勝ち星に並んだ。プロ5年目のチェインバーズは、初の週間MVPだ。

 サグスは、残り6秒での逆転FGで16対15と劇的な勝利を収めたヒューストン・テキサンズ戦で6タックル、3.0サック、1ファンブルフォースと活躍した。1試合3.0サックは、キャリアハイだった。プロ3年目のサグスは、新人時代に9月の月間新人MVPを受賞しているが、週間MVPは初だ。

 ペリーは、ピッツバーグ・スティーラーズ戦でキックオフリターン5回197ヤード(1回平均39.4ヤード)と活躍し、38対31での勝利に貢献した。また、彼は今季チーム最多タイの14スペシャルチームタックルを記録している。この勝利でベンガルズは今季9勝目をあげ、1990年以来となるシーズン勝ち越しを決めた。今ドラフト6巡指名のペリーは、初の週間MVP授賞だ。