シーホークス、難敵ジャイアンツを下しNFC首位を維持!!

 現地時間11月27日(日)、NFL 2005シーズン第12週のうち13試合が全米各地で開催された。2敗のシアトル・シーホークス対3敗のニューヨーク・ジャイアンツによるNFC頂上対決は、オーバータイムにもつれる熱戦となったが、シーホークスKジョシュ・ブラウンの36ヤードFGにより24対21で勝利。7連勝を達成し、9勝2敗でNFC第1シードの座を守った。しかし、セントルイス・ラムズが勝利を収めたことで、地区優勝は次週以降に持ち越しとなった。敗れたジャイアンツは、Kジェイ・フィーリーが残り4秒で40ヤードFG、オーバータイムで54ヤード、45ヤードのFGと3本連続で失敗したのが大きく響き、NFC東地区で単独首位に立つチャンスを逃した。

 3敗同士の対戦となったシカゴ・ベアーズタンパベイ・バッカニアーズによる地区首位同士の対決は、ベアーズが13対10で競り勝った。8勝3敗のベアーズは、最後にスーパーボウルを制覇した1986年以来では初の7連勝を達成。リーグ1の強力守備陣は、3試合連続で10失点以下に相手を抑えている。バッカニアーズが敗れたことで、バッファロー・ビルズに13対9で辛勝したカロライナ・パンサーズが、8勝3敗でNFC南地区の単独首位に立っている。

 その他の上位チームでは、攻撃陣が爆発したシンシナティ・ベンガルズボルチモア・レイヴンズに42対29で勝利。8勝3敗でAFC北地区首位を守っている。また、ジャクソンビル・ジャガーズアリゾナ・カーディナルズの追い上げを振り切り24対17で勝ち、同じく3敗を守っている。

 カンザスシティ・チーフスニューイングランド・ペイトリオッツの一戦は、ペイトリオッツのQBトム・ブレイディから4インターセプトを奪ったチーフスが26対16で逃げ切り勝ち。チーフスは、第4Q10点差を追いつきワシントン・レッドスキンズをオーバータイムで下したサンディエゴ・チャージャーズとともに7勝4敗で、AFC西地区の首位デンバー・ブロンコスを2ゲーム差で追っている。

 現地時間11月21日(月)のマンデーナイトゲームでは、現在開幕10連勝中のインディアナポリス・コルツが、3敗のピッツバーグ・スティーラーズと激突する。スティーラーズは、過去3試合欠場中QBベン・ロスリスバーガーが出場予定。エースQBの復活で、攻守ともに隙のないコルツの快進撃を止めることができるか注目だ。シーズン第13週は12月4日(日)、5日(月)の2日間にわたって全16試合が開催される。