ブロンコスがOT勝利で2敗を守る

 現地時間11月24日(木)、NFL 2005シーズン第12週のサンクスギビングデー(感謝祭)の2試合が行われ、デンバー・ブロンコスダラス・カウボーイズOTでの決勝FGにより24対21で勝利。アトランタ・ファルコンズは、デトロイト・ライオンズに27対7で快勝と、アウェーチームがそれぞれ勝利を収めた。

 カウボーイズに辛勝したブロンコスは、9勝2敗としAFCプレーオフシード争いで開幕10連勝のインディアナポリス・コルツに次ぐ2位の座を守った。ブロンコスは、オーバータイムで最初に攻撃権を得ると、2プレー目でRBロン・デインがラン55ヤードのビッグゲイン。続くプレイでKジェイソン・イーラムが、決勝の24ヤードFGを決めた。敗れたカウボーイズは、先週まで7勝3敗でニューヨーク・ジャイアンツNFC東地区で首位に並んでおり、今日の惜敗で一歩後退した。

 ファルコンズは、RBウォリック・ダンのラン17回116ヤードを筆頭にランだけで計256ヤードを稼ぐと、第3Qを終え27対0と早々に試合を決めた。快勝のファルコンズは7勝4敗とし、現時点でNFC南地区首位タイ7勝3敗のカロライナ・パンサーズタンパベイ・バッカニアーズに勝ち星で並んだ。ホームで完敗のライオンズは、4勝7敗とプレーオフ出場がかなり厳しくなった。ファルコンズのQBヴィックは、パス146ヤード、2TD、1インターセプト、ラン65ヤードを記録している。

 11月27日(日)、28日(月)の2日間にわたって第12週の残り全14試合が開催される。