ジョンソン、デイヴィス、ストーヴァーがAFC週間MVP

 第11週のAFC週間MVPに攻撃部門でカンザスシティー・チーフスのRBラリー・ジョンソン、守備部門でクリーブランド・ブラウンズLBアンドレイ・デイヴィススペシャルチーム部門でボルチモア・レイヴンズKマット・ストーヴァーが選ばれた。

 ジョンソンは、45対17と快勝したヒューストン・テキサンズ戦でキャリアハイのラン36回211ヤード、2TDと大活躍した。1試合ラン211ヤードは、バリー・ワードが1990年10月14日に記録した200ヤードを抜きチーム新記録となった。ジョンソンは、この試合が今季4度目の1試合ラン100ヤード突破となった。プロ3年目の彼は初の週間MVPだ。

 デイヴィスは、22対0と完封勝利を収めたマイアミ・ドルフィンズ戦で2つのロスタックルを含むチームハイの14タックルを記録した。ブラウンズにとって完封勝利は、2001年11月21日のシンシナティ・ベンガルズ戦(18対0)以来でチーム通算27度目となる。プロ4年目のデイヴィスは、初の週間MVP授賞だ。

 ストーヴァーは、オーバータイムの末16対13で勝利を収めたピッツバーグ・スティーラーズ戦で決勝の44ヤードFGを決めた。ストーヴァーは、この試合でFG3本中3本成功だった。彼はキャリア通算でFG447回中370回成功(成功率82.8%)を誇り、通算FG数成功リーグ史上5位のジャン・スティーネルード(373)まで、あと3本と迫っている。プロ6年目の彼は、キャリア6度目の週間MVPとなった。