カウボーイズが劇的な逆転勝利で地区首位タイに

 現地時間11月14日(月)、NFL 2005シーズン第10週ダラス・カウボーイズフィラデルフィア・イーグルス戦が行われた。試合はイーグルスが20対7とリードし、第4Qも中盤を過ぎたところでカウボーイズが猛反撃を開始。残り3分8秒からQBドリュー・ブレッドソーの20ヤードTDパスが決まると、残り2分43秒にSロイ・ウィリアムスの40ヤードインターセプトリターンTDで21対20と逆転する。イーグルスは、残り4秒からKデイヴィッド・エイカーズが起死回生の60ヤードFGを狙うが、距離が足らずに失敗。カウボーイズが劇的な逆転勝利でイーグルスを下し、6勝3敗でNFC東地区首位タイに浮上した。

 一方、痛恨の逆転負けを喫したイーグルスは、1999年以来となる3連敗で4勝5敗とプレーオフ出場へ向け崖っぷちに立たされた。カウボーイズには、第5週(10対33)に続く連敗となっている。QBドノヴァン・マクナブは、パス169ヤード、TDなしの1インターセプトと精彩を欠いた。今季マクナブがパス250ヤード以下、TDなしに終わった試合は2試合あるが、両方ともにカウボーイズ戦だ(第5週はパス131ヤード)。

 カウボーイズは、獲得ヤード(241対359)、ボール保持時間(24分15秒対35分45秒)ともにイーグルスを大きく下回りながら、Sウィリアムズのビッグプレーにも助けられ大きな1勝をあげた。カウボーイズは、ここ5試合で4勝と上昇気流に乗っている。ビル・パーセルズヘッドコーチは、試合開始1時間前まで弟ドン・パーセルズの葬儀に参加する強行日程だった。

 この試合をもってシーズン第10週の全日程が終了。シーズン第11週は11月20日(日)、21日(月)の2日間にわたって全14試合が開催される。