ジェッツがボウリンジャーを第10週の先発QBに

 ニューヨーク・ジェッツは、第10週の先発QBをヴィニー・テスタヴァーディに変えブルックス・ボウリンジャーを起用する意向を固めた。今週のサンディエゴ・チャージャーズ戦で、ボウリンジャーは第3Q途中にテスタヴァーディの負傷を受け途中出場。限られた出場時間でパス20回中11回成功、106ヤード、2TDと素晴らしいプレイを見せていた。ボウリンジャーの活躍もあり、ジェッツは残り1分を切って敵陣3ヤード地点での第4ダウンギャンブルに失敗し26対31で敗れたが、あと一歩で逆転勝ちという所まで追い上げていた。

 また、ジェッツはこの試合で脳震盪を起こしたWRウェイン・クレベット、足首を負傷したTEクリス・ベイカー故障者リスト入りさせた。プロ11年目のクレベットは、大学とプロで9回の脳震盪を起こしており、引退の危機に立たされている。