パンサーズが同地区2敗対決に快勝!!

 現地時間11月6日(日)、NFL 2005シーズン第9週のうち13試合が全米各地で開催された。5勝2敗同士の対決となったNFC南地区のカロライナ・パンサーズタンパベイ・バッカニアーズの一戦は、CBクリス・ギャンブルの61ヤードインターセプトリターンTDを筆頭に計4ターンオーバーを奪ったパンサーズが34対14で快勝した。

 その他の2敗チームでは、上記の2チームと同じNFC南地区のアトランタ・ファルコンズがQBマイケル・ヴィックの今季ベストとなるパス228ヤードの活躍で17対10と競り勝った。また、シンシナティ・ベンガルズボルチモア・レイヴンズに21対9、ニューヨーク・ジャイアンツサンフランシスコ・49ersに24対6、ピッツバーグ・スティーラーズグリーンベイ・パッカーズに20対10とそれぞれ借金生活のチームに勝利し、2敗を守っている。

 一方、スティーラーズに敗れたパッカーズは、前半戦を終え1勝7敗。開幕8試合では1986年以来となる最悪の成績で極度の不振に喘いでいる。逆にパッカーズと同じNFC北地区のシカゴ・ベアーズは、ニューオリンズ・セインツを20対17で振り切り2000年以来となる4連勝を達成。5勝3敗で地区首位を維持している。昨年NFCチャンピオンに輝いたフィラデルフィア・イーグルスは、エースWRテレール・オーウェンズをチーム規律違反から出場停止処分にし、ワシントン・レッドスキンズと対戦したが10対17で敗退。4勝4敗の勝率5割に転落した。

 現地時間11月7日(月)のマンデーナイトゲームでは、インディアナポリス・コルツニューイングランド・ペイトリオッツが対戦する。ここまでリーグ唯一の無敗で開幕7連勝を達成しているコルツだが、ペイトリオッツは2年連続プレイオフで敗れるなど過去3年間で5戦全敗。この最も苦手としている相手から勝利をつかむことができるか、今季の好調が本物かどうか真価を問われる一戦となる。この試合をもってシーズン第9週の全日程が終了。シーズン第10週は11月13日(日)、14日(月)の2日間にわたって全14試合が開催される。