コルツがチーム初の開幕7連勝!!
現地時間10月21日(金)、23日(日)、NFL 2005シーズン第7週のうち13試合が全米各地で開催された。リーグ唯一の全勝チーム、インディアナポリス・コルツはヒューストン・テキサンズに38対20で快勝し、チーム新記録となる開幕7連勝を達成した。逆にテキサンズは開幕6連敗となり、今季初勝利をあげることはできなかった。コルツは、前半を終え14対14と苦戦したが、RBエジリン・ジェイムズのラン21回139ヤード、2TDをあげる活躍に牽引され、後半はテキサンズを圧倒した。
また、今週はコルツを1敗で追っていたデンバー・ブロンコス、シンシナティ・ベンガルズの両チームがともに敗れた。ブロンコスはニューヨーク・ジャイアンツ相手に第4Q残り13分18秒にKジェイソン・イーラムのFGでリードを13点に広げた。しかし、ここからジャイアンツの猛追を受けると、残り5秒でWRアマニ・トゥーマーにTD捕球をあげられ、23対24で痛恨の逆転負けを喫した。
ベンガルズは、同地区ライバルのピッツバーグ・スティーラーズ相手に前半を終え6対7と食い下がったが、第3Qに17点を奪われ13対27で完敗を喫した。スティーラーズは、RBウィリー・パーカーのラン18回131ヤードを筆頭にランだけで221ヤードを奪っての快勝で2敗を維持した。また、ハリケーン「ウィルマ」の影響で金曜夜の開催に早められたカンザスシティ・チーフス対マイアミ・ドルフィンズの一戦は、攻撃陣が爆発したチーフスが30対20で勝利している。この結果を受け、AFCは全勝のコルツを2敗でスティーラーズ、ベンガルズ、ジャガーズ、ブロンコス、チーフスが追う展開となった。
NFCではダラス・カウボーイズ対シアトル・シーホークスの2敗対決が行われた。試合は残り46秒で同点としたシーホークスが、Kジョシュ・ブラウンが残り3秒で放った決勝の50ヤードFGで劇的な逆転勝利を収めた。同じく2敗のフィラデルフィア・イーグルスは、CBマット・ウェアのFGブロックからのリターンTDで勝ち越し、サンディエゴ・チャージャーズに20対17で競り勝った。NFCは今週試合のなかった1敗のバッカニアーズを、2敗でイーグルス、ジャイアンツ、ワシントン・レッドスキンズ、アトランタ・ファルコンズ、カロライナ・パンサーズ、シーホークスが続く混戦となっている。
現地時間10月23日(月)のマンデーナイトゲームでは、ニューヨーク・ジェッツとアトランタ・ファルコンズが対戦する。ジェッツは昨年のラッシング王者RBカーティス・マーティン、ファルコンズはRBウォリック・ダン、QBマイケル・ヴィック、RBのT・J・ダケットによるDVDトリオと両チームともにラン攻撃を主体としている。地上戦で主導権を握った方が、勝利を掴むことになるだろう。この試合をもってシーズン第7週の全日程が終了。
シーズン第7週は10月30日(日)、31日(月)の2日間にわたって全14試合が開催される。