猛追及ばず!惜敗のペイトリオッツ、再び勝率5割に

 現地時間10月16日(日)、NFL 2005シーズン第6週のうち13試合が全米各地で開催された。王者ニューイングランド・ペイトリオッツデンバー・ブロンコスの試合は、第3Q序盤で25点差をつけられたペイトリオッツが第4中盤に8点差まで詰め寄るも届かず。ブロンコスが28対20で逃げ切り今季5勝目(1敗)、ペイトリオッツは3勝3敗で再び勝率5割に戻った。

 先週の試合で今季初黒星を喫した3チームの内、タンパベイ・バッカニアーズマイアミ・ドルフィンズを27対13、シンシナティ・ベンガルズテネシー・タイタンズを31対23でそれぞれ下し、ともに5勝1敗とした。昨シーズン開幕直前の引退宣言から今日が復帰戦となったドルフィンズRBリッキー・ウィリアムズは、ラン5回8ヤードと低調な結果に終わっている。

 バッカニアーズベンガルズが一敗を守る一方で、ワシントン・レッドスキンズカンザスシティ・チーフスに28対21で競り負けた。レッドスキンズ、チーフスともに3勝2敗となっている。ジャクソンビル・ジャガーズピッツバーグ・スティーラーズによる好調チーム同士の対決は、オーバータイムの末ジャガーズが23対17で勝利。エースQBロスリスバーガーを欠いたスティーラーズは、今季2敗目(4勝)を喫している。ジャガーズは、先週のベンガルズに続く強豪撃破で4勝2敗と貯金を増やした。

 今週もう1つのオーバータイムとなったニューヨーク・ジャイアンツダラス・カウボーイズNFC東地区ライバル対決は、カウボーイズKホセ・コルテスの決勝FGにより16対13で制し、4勝目(2敗)をあげた。この結果、NFC東地区は全チームが2敗で並び、1試合多いカウボーイズが首位に立っている。一方、リーグでただ1つの未勝利チームであるヒューストン・テキサンズは、シアトル・シーホークスに10対42と大敗し開幕5連敗。今季初勝利は、またしてもお預けとなった。

 現地時間10月17日(月)のマンデーナイトゲームでは、セントルイス・ラムズインディアナポリス・コルツが対戦する。コルツの開幕5連勝を支えるリーグ最小失点のディフェンスが、QBマーク・バルジャーWRトリー・ホルトのホットラインを軸にしたラムズの強力オフェンスを封じることができるかに注目だ。この試合をもってシーズン第6週の全日程が終了。シーズン第7週は10月23日(日)、24日(月)の2日間にわたって全14試合が開催される。