ジャガーズのKスコビーが今季2度目の週間MVP

 第5週のAFC週間は、攻撃部門でニューイングランド・ペイトリオッツのQBトム・ブレイディ、守備部門でニューヨーク・ジェッツDTディウェイン・ロバートソンスペシャルチーム部門でジャクソンビル・ジャガーズKジョシュ・スコビーが受賞した。ブレイディは、31対28と辛勝したアトランタ・ファルコンズ戦でパス27回中22回成功、350ヤード、3TDをあげた。ブレイディは28対28の同点、残り3分47秒から始まった攻撃で的確にパスを通し17秒を残しての決勝FGを導き、2002年以来となるペイトリオッツの借金生活を防いだ。プロ6年目の彼は、2003年第17週以来で自己7度目の週間MVPとなった。

 ロバートソンは、タンパベイ・バッカニアーズ戦で8タックル、キャリアハイの2.0サックをあげた。彼の活躍もあり、ジェッツ守備陣はバッカニアーズTDを許さず14対12で勝利、バッカニアーズに今季初黒星をつけた。プロ3年目のロバートソンは、キャリア初の週間MVPだ。スコビーは、シンシナティ・ベンガルズ戦でFG3本中3本を決め23対20での勝利に大きく貢献、ベンガルズの連勝を4で止める立役者となった。3本のFGは、32、51、53ヤードで、1試合2本50ヤード以上のFGを決めたのはフランチャイズ11年目で初の快挙だった。プロ2年目のスコビーは、第1週に続く今季2度目、過去16週間で3度目の週間MVPだ。