殿堂入りストラムが82歳で死去

 殿堂入りした名コーチのハンク・ストラムが82歳で死去した。ストラムはチーフスの初代かつ、チーム歴代最高勝率を誇る指揮官だった。彼は60年ダラス・テキサンズでヘッドコーチ生活のスタートを切った。テキサンズは63年にカンザスシティへ移転し、チーム名をチーフスと変えている。ストラムは62、66、69年とチームをAFL王者に導いた。67年の第1回スーパーボウルではパッカーズに35対10で敗れたが、70年のスーパーボウルではヴァイキングスに23対7で勝利し雪辱を果している。彼は74年までチーフスで指揮を執り、その後76、77年とセインツのHCを務め現場を退いた。チーフスでの17年間で通算124勝76敗10分の好成績を残している。