『NFL 2005ドラフト』全体1位指名はユタ大学QBアレックス・スミス!

 現地時間4月23日(土)24日(日)の2日間にわたり、『NFL 2005ドラフト』がニューヨークで行われ、ユタ大学の3年生QBアレックス・スミスサンフランシスコ・49ersの全体1位指名を受けた。  49ersスミス以外に、カリフォルニア大学QBアーロン・ロジャーズミシガン大学WRブレイロン・エドワーズの指名が予想されていたが、20歳のスミスを選択した。49ersは指名後、より多くの指名権を獲得すべく、スミスを他チームの指名権と引き換えにトレードする道も模索したが、結局、スミスにチームの未来を託すことを決断した。スミスは昨シーズン、2,952ヤードを投げ、32TD、4INTの成績で、ユタ大学をシーズン全勝へと導いた。  2番目に指名したマイアミ・ドルフィンズは、オーバーン大学のRBロニー・ブラウンを指名。3番目のクリーブランド・ブラウンズエドワーズを指名した。続くシカゴ・ベアーズは、テキサス大学RBセドリック・ベンソンを、全体5番目のタンパベイ・バッカニアーズは、ブラウンのチームメイトのオーバーン大RBカーネル・ウィリアムズを指名した。  3人のRBがトップ5の指名を受けるのは40年ぶりとなった。また、同じ大学のRB2人が1巡で指名されるのは史上4組目で、ブラウンウィリアムズのコンビはその中でも最も高順位で指名を受けたことになる。さらに、オーバーン大学は、QBジェイソン・キャンベルも1巡(全体25番目、ワシントン・レッドスキンズ)で指名受け、史上初めてRB2人とQB 1人が1巡で指名を受ける学校となった。結局、オーバーン大学はレッドスキンズに指名されたCBカルロス・ロジャーズ(全体9番目)を加え、史上11校目となる4人の1巡指名選手を輩出した。  2日間のドラフトでは、合計255人のプレイヤーが指名を受けた。