ジェッツが新スタジアム建設用地を取得

 ニューヨーク・ジェッツは新球場、マンハッタンスタジアムの用地買収に成功した。メトロポリタン運輸局(MTA)の車両基地撤去に伴った土地再開発を巡る入札で、ジェッツは7200万ドル(約756億円)を提示し、最多得票を獲得した。入札にはジェッツ以外に、2つの業者が参加していた。MTAの不動産委員会のジェイムズ・シンプソンチェアマンは、「ジェッツの計画は素晴らしいものだ。(買収先が決まったことで)今夜は家に帰ってぐっすり寝むれるよ」とコメントしている。新スタジアムは7万5000人収容で、またニューヨーク市が2012夏季オリンピックの招致に成功すれば、メインスタジアムとなる予定だ。NFLは、先週ジェッツの新スタジアム建設を条件に2010年にニューヨークでスーパーボウルを開催することを決定している。