昨季リーグ2位のパス捕球数、WRメイソンがレイヴンズに加入

 テネシー・タイタンズから放出されたWRデリック・メイソンが、ボルチモア・レイヴンズと5年契約を結んだ。31歳メイソンは昨季リーグ2位のレシーブ96回に1168ヤード、7TDをあげており、昨季リーグ31位に終わったレイヴンズパス攻撃を建て直す切り札として期待されている。レイヴンズのオジー・ニューサムGMは「私たちは彼を獲得希望選手の上位に位置づけていた。そして、彼もレイヴンズを移籍先の上位としていた。彼は、チームが唯一獲得に動いたレシーバーだったんだ。彼はチームが求めていたプレイへの姿勢、人柄を兼ね備えているベテランレシーバーだ」と述べている。  リターンスペシャリストとしてプロ入りしたメイソンだが、タイタンズのエースWRとして過去4年連続シーズン1000ヤードレシーブを達成している。ブライアン・ビリックヘッドコーチは「特にWRのFA市場において、デリック・メイソンの加入はチームにとって今までで1番の大物選手の獲得となった。彼のような選手を獲得したとき、みんなチームにインパクトを与えてくれることを期待するものだ」とコメントしている。レイヴンズは昨季、リーグで唯一シーズン40捕球以上を達成した選手がいないチームだった。