王者ペイトリオッツがCBロー、LBファイファーを解雇

　ニューイングランド・ペイトリオッツはCBタイ・ロー、LBローマン・ファイファーの両ベテランを解雇した。プロ10年目のローは、プロボウル4度出場を誇るペイトリオッツ守備陣を代表する選手で、7年契約を後1年残していた。31歳のローは、ミシガン大から95年ドラフト1巡全体25位でペイトリオッツに入団した。昨季までペイトリオッツ一筋でプレイし、チームタイ記録の通算36インターセプトをあげ、第36回スーパーボウルのラムズ戦ではインターセプトリターンTDを達成している。しかし、今季は10月31日のスティーラーズ戦で左足を負傷すると、残りレギュラーシーズン残り9試合、プレーオフ3試合に欠場していた。ビル・ベリチックヘッドコーチは、ローについてペイトリオッツで素晴らしいキャリアを送った選手で今後の成功を祈っていると述べている。 　ファイファーは、01年にFAでチームに加入し4年間で通算59試合、3度のスーパーボウル全てに出場していた。プロ14年目、36歳の彼は過去4年間で通算385タックルをあげているが、過去4年間のタックル数ではテディ・ブルースキーの403タックルに次ぐチーム2位の成績だ。昨季はインサイドLBブルースキー、テッド・ジョンソンの貴重な控えとして活躍していた。