ラムズのRBフォークが来季は控えに

 セントルイス・ラムズマイク・マーツヘッドコーチは、ベテランRBマーシャル・フォークが来季04年ドラフト1巡指名のRBスティーヴン・ジャクソンの控えを務める予定と語った。フォークは00年のリーグMVP受賞者で、99年から01年の3年間でラムズを2度スーパーボウルに導いている。また、NFL史上初の4年連続ラン、パスで合計2000ヤード以上を獲得した万能RBだ。しかし、ここ数年は膝のケガに苦しみ、最後にシーズン1000ヤードラッシングを記録したのは01年までさかのぼる。04年はラン774ヤード(1回平均4.0ヤード)、レシーブ50回310ヤードに終わり、ここ3シーズン連続でラン獲得ヤードは減少している。プロ11年のフォークは、NFL歴代4位の通算135ラッシングTD、歴代12位のラン通算1万1987ヤードを記録している。   一方、来季エースRBに昇格するジャクソンは、プロ1年目の今季ラン673ヤード(1回平均5.0ヤード)をあげている。マーツヘッドコーチは「おそらくマーシャルは、シーズン中から(来季は控えに回ることへの)準備はできていただろう。彼はスティーヴンを高く評価している。スティーヴンのためにもラムズに留り、彼を手助けし、自分の役割を果たしたいと思っている」とコメントしている。フォークは来季が契約最終年だが、マーツフォークが控えRBを受け入れることでキャリアを伸ばせると信じている。フォークは過去3シーズンで計12試合に欠場している。