ビルズがQBブレッドソーを放出へ

 バッファロー・ビルズは、QBドリュー・ブレッドソーを放出することを決めた。33歳のブレッドソーは、01年にペイトリオッツからドラフト指名権との交換でトレード加入し、ここ3シーズン全試合に先発出場していた。ビルズは、公式に選手を放出できる2月22日に、プロ12年目のブレッドソーを解雇する。マイク・ムラーキーヘッドコーチは、来季の先発QBに昨ドラフト1巡指名のJ・P・ロスマンを起用する予定と述べている。ムラーキーは、「来季の先発QBはJ・P・ロスマンになるだろう。昨季は良いシーズンを送ったが、特別な1年ではなかった。チームは常に成長することを目指している。今回の変更はタフな決断であり、ドリュー、J・P両者への敬意とは全く関係ない」とコメントしている。  ブレッドソーは、「俺にとって悲しい日だ。このチームにチャンピオンシップをもたらしたいと決意し、バッファローにやって来た。目的を達成できなかっただけでなく、その機会すら失ってしまった」と語った。96年ペイトリオッツスーパーボウルへ導いたブレッドソーは、さらに「今回の件についてフェアだとは思えない。マイクと話し、何が起きたのは分かっている。彼らはこれからJ・Pとともに歩んでいくんだ。だが、俺は(チームの選択に)納得できないし、彼らの考えを理解できない」と続けた。彼は、リーグ歴代10位の通算パス3万9808ヤード、歴代7位のパス3449回成功、18位の221TDパスを記録している。